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算数・数学の指導法
(1)算数・数学教育の本質についての豊かな知識
(2)子どもの活動を想定しながら、数学の授業を計画・立案する能力
(3)子どもの実態を把握しながら、数学の授業を進める技術
中央教育審議会は、『新しい時代の義務教育を創造する』において、教員に求められる資質能力を次のように挙げています。
(以下、中央教育審議会(2009)『新しい時代の義務教育を創造する』より抜粋)
a.教職に対する強い情熱
教員の仕事に対する使命感や誇り、子どもに対する愛情や責任感など
b.教育の専門家としての確かな力量
子ども理解力、児童・生徒指導力、集団指導の力、学級づくりの力、学習指導・授業づくりの力、教材解釈の力など
c.総合的な人間力
豊かな人間性や社会性、常識と教養、礼儀作法をはじめ対人関係能力、コミュニケーション能力などの人格的資質、教職員全体と同僚として協力していくこと
これら3つのうち、「a.教職に対する強い情熱」と「c.総合的な人間力」については、数学教育に限ったものではなく、教員に一般的に必要な資質能力です。「b.教育の専門家としての確かな力量」については、「学習指導・授業づくりの力、教材解釈の力など」と書かれているように、数学教育における学習指導や授業づくり、教材解釈の力などが求められる資質能力です。数学教育における「学習指導・授業づくりの力、教材解釈の力など」について、本研究室では上記の(1)~(3)の3つの力と考えています。
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