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家庭学習ノート
家庭学習ノートとは、学校の授業で用いているものとは別に、子どもが家庭で勉強するために用いるノートのことを言います。子どもが家で漢字の書き取り練習をしたり、計算練習をしたりなど、子どもが家庭で勉強するためのノートです。
下の写真をご覧ください。左が学校で書いたノート、右が家庭で復習として書いた家庭学習ノートです(小。学校の内容に比べて深く詳しく考え追究している様子がわかります。このように、家庭学習ノートは子どもの自己学習力を育てます。
また、自分の考えを改めて書き直したり、場合によっては自分で図や絵をかき加えることもあり、自己学習力だけではなく「表現力」も育ちます。さらに、驚きなのは「思考力」が育つことです。下の表とグラフを見てください。
家庭学習ノートに継続して取り組む子どもとそうでない子どもとについて、中学2年で学習する「図形の証明」の問題が正答した子どもの割合を調べたところ、継続して取り組んでいた子どもの方がそうでない子どもに比べて断然高いことが分かります。
以上のことから、家庭学習ノートによってその学習内容が定着することはもちろん、自己学習力をはじめ、表現力、思考力が育つことが分かります。
ポイントは3つです。
(1)授業の復習を書く。(2)「学習したこと」「分かったこと」「思ったこと」の3段構成で書く。(3)継続する。
この3つのポイントを大切にして書いた子どもの家庭学習ノートが、次の写真です。
小学校5年生
中学校3年生
小学校6年生
中学校1年生
中学校3年生
以上、家庭学習ノートについて簡単にですが述べさせていただきました。よろしければ、こちらもご参考ください。
子どもへの配付資料▸
書籍▸
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